七ツ石という地名だけを頼りに教えてもらった方向へ向かいましたが、それらしきものは
見当たらず、あきらめかけて丘陵上の細い小道を北から南へ下りかけ途中に、右手に
鳥居のようなものがあるのに気付き、戻って駐車し、鳥居から奥へと進むと、四方の壁
が無くなっている社の後ろに岩石群があり、上に石祠が乗っていますので、石の數まで
確認しませんでしたが、これが「七ツ石」に間違いないように思います。
所在地 前橋市粕川町深津
【七ツ石】粕川村大字深津の西端同大字叺皆戸の南に接し(此停留所より約十町)低き丘陵の頂部に在り、安山岩の巨塊數多突出し、岩塊は鐡氣を含み、これに接すれば磁石を狂はしむるを以て、古来里人に知られ、其東麓大澤川の畔に字鞴鑪澤ありて鑛滓多く、古昔鐡を鎔解せし處と傳へてゐる。
毛野研究会 「毛野」 第2号 昭和6年
雷電神社
神社鳥居